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2017/12/11 (Mon)14:28
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2017/06/22 (Thu)23:48
SimpleCrafts様作のTRPGシステム「少女展爛会」三訂版のシナリオです。



少女展爛会 三訂版 シナリオ「お茶会ホット・ケーキ」

【難易度グラフ】
登場NPC:2人

PL難易度:★★★

GM難易度:
 ムード:★★
 NPC:★★
 ルール:★★★
 登場するNPCやシーンは比較的オーソドックスとは思いますが、シナリオに明確な目標がなく、PLやGMが自分で目標を設定し、シナリオの終了に向けてシーンを形作っていく必要があります。

【NPCの少女達】
ソーニャ(フェアリー/グレーテル/ハートフル)
ロロット(ハイブロウ/ドロシー/ハートフル)
 
【物語の概要】
 ソーニャは美味しいものを食べることが大好きな女の子。ですが、彼女は味覚に障害を持っており、ほとんど辛味しか感じることができません。なので、他の少女が好む普通のお茶やケーキなどは、彼女にとっては大変味気のないものなのです。そのため、ソーニャはいつも香辛料を持ち歩いており、飲食物に香辛料をどばっとかけてからいただくのです。そして彼女は心優しいので、純粋な善意から、他の人がよりおいしく飲み食いできるようにと、お茶会を見つけては、お茶やお菓子に香辛料をたくさんかけてあげるのです。
 そんな彼女が、ふと自分でお茶会を開いてみたくなりました。ですが、ソーニャは食べ物を作ることなど、とてもじゃないけど、できません。そこで、ソーニャは、いつも自分のご飯を作ってくれているロロットにお願いしてみることにしました。

 ロロットは料理を作ることが大好きな女の子。彼女の一番の関心事は、自分の作る料理をよりおいしくすることです。色々な料理を作ることが自分の糧になると信じているロロットは、「屋敷」の中でも、特に偏食な女の子のご飯を好んで作っています。そんな彼女にとって、味覚に障害を持ち、辛い料理を好んで食べるソーニャは絶好の相手です。彼女は、ソーニャにおいしいといってもらえるような、辛くておいしい料理やお菓子を研究しています。
 ロロットはソーニャの提案に大賛成しました。ちょうど、とってもスパイシーなお茶と、匂いは甘いのにとっても辛い、だけど味わって食べるとおいしいケーキの試作品ができたところだったのです。このあたりで、ちょっと他の人の意見も聴いてみようかな、と思ったのです。

 そうして、見た目は普通、味は激辛なお茶会が開かれることになったのです。お客さんを探していた2人の目に偶然留まったのは、PC達でした。そこから今回のシナリオが始まります。
 
【セッションの前に】
 あらかじめ、PLたちに、PC達がいそうな場所を考えておいてもらいます。そこが提示部の舞台になります。ただし、あまり奇抜な場所はNG。NPCの2人がお茶会に誘いに来られそうな場所にとどめておいてもらいましょう。
 
【提示部】
 出来事表は「夏」「昼下がり」のほか、舞台となっている場所にふさわしいものとします。
 
 頃合を見計らって、ソーニャでPC達に話しかけてみましょう。ソーニャは知らない人に話しかけることに躊躇しませんから、多少強引にでも話しに入っていけるはずです。それに続いて、ロロットも現れます。話しかけたら、さっさとショウ・アップに入ってしまいます。お話はショウ・アップの中で行ってください。
 
ソーニャ「ねえねえ、あなたたち! 今日は時間ある? 私ね、お茶会がしたくて! お茶会したくなったんだあ! だから、一緒にお茶してくれる人を探してるの!」
 
 ソーニャはテンション高く、自分のやりたいことをまくし立てます。【押し】の強さをアピールしてください。
 
ロロット「ソーニャ、ちょっと落ち着いて……あの、皆さん。その子……ソーニャが言うとおり、私たち、お茶会をしようと思っているんですが、人が足りないんです。よかったら、一緒にお茶をしてくれませんか? 私、今日はケーキを焼いたんです。色々考えて作った、自信作なんですよ?」
 
 ロロットはソーニャがまくし立てた言葉を、聞き取りやすく言い換えながら伝えます。おいしいケーキがあることをアピールしましょう。なお、彼女にとって、今回のケーキは本当に自信作なのです。もしケーキの味についてついて聞かれても、絶対に「辛い」とは言いません。ロロットは、ケーキの味について「おいしいと思う」と答えます。
 
 ショウ・アップの中では、状況に応じて、ソーニャが賑やかにお話を振り、ロロットがそれを受けて上手くお話をコントロールしてください。1ラウンドでショウ・アップは終了です。
 
【展開部】
 場所は提示部の展開に合わせます。お茶会の約束をして、別れてもいいですし、提示部と同じ場で続けても構いません。
 
 PC達にソーニャとロロットのことを知っているか、あるいは調べて分かるか、対応資質で判定してもらいます。アイテム及び達成値上昇特技は使用可とします。
 達成値に応じて、以下の情報が得られます。
 
・ソーニャ 対応資質:【支配】【純真】
12:彼女はかなりの食通のようです。そんな彼女が開くお茶会なのですから、さぞかしおいしいお茶とお菓子が出るに違いありません。
15:色々なお茶会に参加している少女です。参加数が多いせいなのか、彼女を鬱陶しく思っている少女も少なからずいるようです。
18:彼女は「お茶会クラッシャー」と一部では呼ばれているようです。気を使って、お茶を楽しむどころではなく、一緒にお茶会をしたくないとの意見が相当数あります。
21:彼女は、激辛の香辛料をみんなのお茶とお菓子に勝手に振りかけてしまうせいで、「お茶会クラッシャー」と呼ばれています。そんな彼女が開くお茶会の、お茶やお菓子は、一体どんなものなのでしょう?
 
・ロロット 対応資質:【従順】【打算】
12:面倒見がよい女の子です。おそらく、ソーニャにお茶会を開こうとせがまれて、断り切れなかったのではないでしょうか。
15:料理が得意な女の子ですが、変わった料理を作ることが多いようです。実力は確かで、彼女が作るお菓子は絶品だとか。楽しみですね。
18:料理を極めようとしている女の子で、どんな子のリクエストにも応えようとします。出された料理は、どんなものなのか、きちんと見極めることが必要です。
21:料理を極めようとしている女の子で、どんな子のリクエストにも応えようとします。実際に、偏食の女の子の食事を作ることが多いようです。最近、激辛なお菓子について熱心に研究していたとか。誰がそんなお菓子を食べるのでしょうか。
 
 得た情報をもとに、再現部での動き方を、PLには検討してもらいます。
 
【再現部】
 お茶会に行くというならば、舞台はロロットの部屋とします。お茶会に行きたくないというならば、迎えに来たソーニャとロロットに対し、何とかお断りを入れるというシーンになるでしょう。基本的にはお茶会に行ってもらうことを想定しているシナリオなので、キャラクター作成時に、あらかじめお茶会に興味がある子を作ってもらうよう、伝えておくのもありかもしれません。
 
 お茶会で出されるお茶は、薬湯のような変わった匂いがする、茶色に澄んだお茶です。お菓子は、澄んだ赤色のソースがかかった、少し甘ったるい匂いのするケーキです。見た目や匂いは普通の少女にとって、十分魅力的でしょう。しかし、その味に関しては、悲惨です。お茶は舌をビリビリと突き刺すような強烈な香辛料の味がします。ケーキは主に唐辛子系の激烈な辛さが味わえるものになっています。確かに、よくよく味わって食べられるのであれば、美味しいのかもしれませんが、そもそも味わう前に、あまりの辛さに舌が麻痺してしまいますし、味わって食べる気持ちも一口食べればなくなるでしょう。

 とにかく辛くて、辛すぎるお茶とお菓子に、どのような反応を返すのか、それがこのシナリオの主題です。ちなみに、ソーニャはおいしそうに飲み食いします。ロロットの出したお茶とケーキは、ソーニャ用に完璧にカスタマイズされています。心から美味しそうに食べるでしょう。

 ロロットも、自分で味見をして(彼女は、この激辛なものを味わって食べることができるのです!)納得してふるまっているものですから、PC達にも喜んで食べてもらえるだろうと考えています。食べられたものじゃない、なんて彼女に言えば、彼女はこのお茶とケーキのどこが悪かったのか、真剣に聞いてくるでしょう。ただし、辛すぎて食べられないという言い分は、そういう風に作ったのだから、と受け入れてもらえないかもしれません。

 2人の厄介なところは、2人とも、PC達に激辛な料理を食べさせることに対して、全く罪悪感はありませんし、むしろ喜んでくれると思っているところです。そういった常識のズレに対してどのようにふるまうのか、それもこのシナリオの主題です。
 
 GMは、区切りがついたと思ったら、ショウ・アップを終了させ、再現部を終了させましょう。

【コーダ】
 特に縛り設けません。これまでの流れにふさわしいものとしてください。
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